北村さんインタビュー

北村 直子 氏

広報初心者はもちろん、経験者にもおすすめしたいサービス

株式会社RevComm(レブコム)で広報を担当されている、北村直子さん。北村さんは、これまで英語教育や営業、IRなど、さまざまな業務をご経験されてきました。ベンチャーから有名企業まで、広報経験も豊富でいらっしゃいます。そんな北村さんが、広報を学ぶ場として「ゼロイチ広報」を選んだ理由、そして活用方法などについて、お話を伺いました。

メディア掲載を通じ、信頼性のさらなる向上目指す

弊社は、「音声解析AI電話MiiTel(ミーテル)」などのサービスをご提供しています。AIを活用し、電話でのコミュニケーションの文字起こし、要約や解析を行い、業務効率化やセルフコーチングに利用することができます。

創業は2017年です。創業後早い段階から、広報活動に力を入れており、私が入社する前にも広報の担当者がいて、BtoB企業としては広報体制が整っていたと思います。所属はコーポレート本部で、広報2名、インターン1名の3名で業務を行っています。広報というと、兼任で業務を行う企業も多いかと思いますが、弊社では、2名とも専属で広報業務に従事しています。

広報としての目標は、「経済系メディアへの露出」です。弊社はBtoBの会社なので、経済系メディアへの露出が特に効果的だと考えています。サービス開始後、さまざまな会社にご導入いただいていますが、これからはさらに拡大していきたいと思っています。大企業での導入拡大を目指して、経済系メディアやテレビに露出し、さらに認知度や信頼性を高めていきたいと思っています。

大企業とベンチャーは、同じ広報でも勝手が違う

私は、これまで何度か転職を繰り返してきました。初めてベンチャー企業の広報担当になったタイミングで、野澤さんの書籍に出会ったんです。その前は大手企業の広報担当として働いていました。同じ広報と言えど、大手企業とベンチャー広報は風土が違っていました。どうすれば良いのか悩んでいた時に、書店で手に取ったのが野澤さんの本でした。一般的な広報の本は、大企業向けの内容が多いのですが、野澤さんの本には、ベンチャー向けに書かれていて、感銘を受けました。

その後、また違う会社に転職しました。そこでは、ゼロからの広報部署の立ち上げを任されたんです。どうしようと思っていた時に、思い出したのが野澤さんの本です。ネットで調べてみたら、3ヶ月間の広報講座があるということで、参加しました。確か、「ゼロイチ広報」ができる前の講座だったと思います。3ヶ月ほどのワークショップで、媒体研究やグループワークを行っていました。そこで学んだ内容は、今でも役に立っています。

今振り返ると、野澤さんやスタッフの皆さんがおっしゃっていることは、そのころからブレていないんですよね。その後、前職でのリテナー契約を経て、現職で「ゼロイチ広報」に入会しました。広報の仕事って、地道な側面もあると思うんです。もちろん、どんな仕事でもそうだとは思いますが、「言うは易し、行うは難し」の世界だと思っています。

これまでいくつかの企業で広報を担当してきたので、「ゼロイチ広報」の中では「ベテラン」と言っていただくことも多いです。しかし、広報について知っていることや学んだことをすべて実践できているか、というと、素直には頷けません。媒体研究や地道なアプローチなど、必要性は感じつつも、なかなか実践はできていなかったんです。「ゼロイチ広報」に参加することで、基本に忠実にやるべきことを実践しよう、と自分を奮い立たせました。

私なりの「ゼロイチ広報」活用のコツ

「ゼロイチ広報」で私が最も魅力を感じているのは、「個別コンサル」です。月に1回の30分コンサルでは、現場の日々の悩みごとを相談できます。もちろん、社内でも広報について話せる環境はあります。しかし、「個別コンサル」では、より具体的な相談ができるのです。たとえば、今ある情報を活かすにはどのメディアに連絡するといいのか、この企画はネタとして成り立つのかどうか、などといった内容です。

広報担当になった方の中には、一人広報で、広報の話ができる人が周りにいないという方も多いのではないでしょうか。「個別コンサル」では相談もできますし、会員同士、同じ広報に携わるメンバーの方もいらっしゃいます。話せる相手が社外にもいるのは、とても心強いです。

30分の「個別コンサル」は、思ったより時間が経つのが早く、毎回あっという間です。時間を有効に活用するためにも、私は、毎回事前に気になることや聞きたいことをまとめてから臨んでいます。ピンポイントに相談できるので、より的確なアドバイスをいただけます。

「野澤カフェ」では、事前に質問募集があります。そこで質問しておくと、カフェ内で野澤さんから直接お答えいただけるので、活用しない手はありません。積極的に活用すれば、相談できる場は無限に広がります。また、「こんなことを知りたい」とつぶやくと、すぐに野澤さんやスタッフの方々が新しい企画を考えて実行してくださります。レスポンスの速さには、いつも驚かされています。

広報経験者こそ、学ぶことも多い

北村 直子 氏「個別コンサル」や各種勉強会などが充実していて、月1万円でこれだけ多くのサービスを受けられて果たして本当にいいのだろうか、と思うこともあります。「ゼロイチ広報」は、どちらかというと初心者向け、という印象も受けますが、個人的には、ある程度経験がある方でも学ぶことは多いと思っています。

企業によって、業種や形態はそれぞれ違いますよね。スタートアップ企業なのか、上場直前の企業なのか、形態も違えば広報戦略も変わってくると思うんです。広報の形って、1つとは限らないんです。だから、たとえ広報担当だからと言っても、広報のすべてを経験して理解している人って、実はほとんどいないのではないかと思います。だからこそ、私は初心者に限らず、広報経験がある方にも、「ゼロイチ広報」をおすすめしたいです。

初心者向けの手厚いサポートもありますし、フリーランスなど経験豊富な方には状況に応じたアドバイスもいただけます。どんな経験の方にとっても、学びや気づきがある場所なのではないかと思います。入会を迷われている方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

株式会社RevComm
北村 直子 氏