4月から広報担当者になり、何から初めて良いか分からない方も多いのではないのでしょうか?そんな方にまず購入して頂きたいのは、「広報・マスコミハンドブック PR 手帳 2022」(通称:PR手帳)です。
広報PR・おすすめ書籍
報道発表後に新たな情報が明らかになり大炎上。我々が生きる現代社会では、広報対応ひとつで、事態は良い方向にも悪い方向にも動きます。そんな中、あらかじめ「こうなること」がわかっていればもっと適切な対応が取れたのに、と頭を抱えた経験がある広報担当者は多いのではないでしょうか?
本書では、既に結果が知れ渡っている歴史的事象に「もし」を付け加え、「もしこの時代に広報がいたら」どんなプレスリリースを発表したのか、という設定でそのノウハウと効果についてわかりやすく紹介しています。
広報担当者には、プレスリリースを書くための文章力が問われますが、記者やディレクターなどメディアへ説明するプレゼン力も求められます。そこで今回は、テレビの放送作家であり戦略的PRコンサルタントとしても活躍する野呂エイシロウ氏が興味を引く話し方や雑談力のつけ方について解説する『「話のおもしろい人」の法則』を紹介します。
以前は、メディアといえばテレビ・新聞・雑誌といったマスメディアのことを指していましたが、現在はインターネットの普及によって、Web上にはニュースサイトやSNSなどさまざまな新しいタイプのメディアが存在しています。情報環境の変化が目まぐるしい中ですが、消費者を動かすストーリーや題材と切り口がどこにあるのかを探す、という本質は変わりません。本書籍では、その本質の探し方を、藤田康人氏が経験した事例を交えて解説しています。
広報PRパーソンであれば、様々な場面で文章を書く力が問われます。上阪徹氏の著書『10倍速く書ける 超スピード文章術』は、速く文章が書けるようになるだけでなく、読み手にとって役に立つ文章を書くための指南書でもあります。広報PRに携わり「伝わる文章」が書きたい人にとって、必読の書籍ではないでしょうか。
『広報DX~次世代の社会を担う情報発信の新指針』は、広報におけるDXをどうやって実現するかを議論した「全世代型社会保障に関する広報の在り方会議」から生まれた書籍です。制度やサービスを正しく使用し、機能を十分に生かすための情報発信について、各界の識者が解説しています。
五十嵐寛氏の著書『新版 実践マニュアル 広報担当の仕事 すぐに役立つ100のテクニック』は、悩みを抱える広報PRパーソンにとって、課題解決につながる書籍ではないでしょうか。改訂でソーシャルメディア活用についても触れられており、日々の広報活動に取り入れられるテクニック満載の1冊です。
テレビ番組の制作に「リサーチャー」が関わっていることがあるのをご存知でしょうか。番組制作を裏から支えるリサーチャー。その役割や仕事ぶりを紹介するのが、高橋直子氏が書いた『テレビリサーチャーという仕事』という書籍です。第一線で活躍するリサーチャーへのインタビューもあり、立体的にその存在意義を解説しています。
スマートフォンが普及し、SNSや動画など情報接触の手段が増えたことを背景に、広報PR活動は複雑化しています。そうした状況に問題を感じている広報PRパーソンにとって、本田哲也氏の著書『戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則』は、課題を解決するヒントになるでしょう。
笹木郁乃氏の『お金をかけずに誰でもできる! SNS×メディアPR100の法則』は、広報PR担当者はもちろん、SNSの運用担当者にとっても最適な書籍です。広報PR活動においても、SNSの活用は避けられない時代になっており、「売り上げが上がるSNS運用法」や「ファンを増やすSNSの活用法」などを、自身の経験に基づき、惜しみなく紹介してくれています。
栗田朋一氏の著書『広報のお悩み相談室』は、これから広報担当者になって「広報PRは何から始めたらよいのだろう」と疑問を持っている方には、最適な指南書になるでしょう。広報PRパーソンは、自社の事業内容はもちろん、経営者の想いやビジョンをきちんと理解したうえで、企業や経営者の代弁者になることが重要だといいます。