「体験可能」がテレビ取材の判断基準!?

「体験可能」がテレビ取材の判断基準!?

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

テレビを観ていると、芸人やタレントが街をぶらぶらする番組が多いと思いませんか?

こうした番組が多いのには理由があります。1つは単純に「視聴率が取りやすい」ということです。スタジオ収録に比べて、ロケ番組の方が「低予算で番組が作れる」というのも理由の1つです。

しかし、実はもっと深い理由があります。そして、そこには、PRパーソンが知るべき「テレビ番組から取材されるための大きなヒント」が隠されているのですが、皆さんおわかりでしょうか?

その答えは…

テレビ番組のディレクターが、「番組作りの基本=体験取材」という思考回路をもっている、からなのです。ですので、こうした体験取材中心の「街歩き番組」が増えるのは、極々自然なことなのです。

ではなぜ体験取材なのか?

それは、番組制作側にとって多くのメリットがあるからです。

  • 体験している場面を撮影することで、動きのある映像になる。
  • 商品やサービスを体験した時の生のコメントは信頼感や説得力が出やすい。
  • 体験取材は視聴者も体験できることが前提になっている。→報道する価値が高い。

この視点でテレビ番組をみて頂くと、色々な気づきがあるはずです。

例えば、

  • 「王様のブランチ」(TBS)では、なぜブランチリポーターが飲食店を訪れて食レポするのか。
  • 「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)では、なぜ女子アナが現場に行って、商品・サービスを体験してレポートするのか。

これらも全て、体験取材ですね。

繰り返しになってしまいますが、「体験取材は視聴者の興味をひきやすい」、番組ディレクターはそう考えています。ぜひこの心理を逆手に取りましょう。

自社の商品・サービスを、リポーターや視聴者が体験しやすい形にして、番組側に情報提供してみてください。取材される確率が、格段に高まりますよ。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

野澤 直人
記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

野澤 直人