スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。
私がPRコンサルをしている会社の若い広報担当の方で「自宅にテレビがないので、テレビはほとんど見ません」という方が結構いらっしゃいます。
これも時代の流れなのでしょうが、一般の方ならまだしも、広報PRに携わる人間としては失格です。
テレビマンは視聴者のために番組を作っています。
新聞の記者、雑誌の編集者は読者のために記事を書いています。
広報担当者として、「ぜひうちの会社を取材してください」とマスコミの方にお願いする立場にあるにも関わらず、その相手の媒体(新聞、雑誌、テレビ)を見ていないなんて、こんな失礼なことはありません。
全ての新聞、雑誌を定期購読しろ!とは言わないまでも、新聞記者や雑誌の編集者にアポイントを取って訪問する場合には、事前に相手の媒体の最新号を購入し、ひととおり目を通すのが最低限の礼儀です。
私は、新聞記者の方に初めてお目にかかる際には、相手の記者の方が過去に書いた記事を1,2年分集めて、その記事を全て読んでからお会いしにいきます。
面識のないマスコミの方にアポイントの電話を入れるときでも、「いつも○○○○(媒体名)さんを楽しく拝見しています」からトークをスタートした方が、話がスムーズに進みます。
(これは効果的なので、ぜひ試してみてください)
広報PRに携わる皆さまはお忙しいかと思いますが、ぜひ時間を見つけて、新聞や雑誌を読み、テレビを見ましょう。
仕事だから仕方なくやる、ではなく、習慣付けましょう。
このベースがないと、広報PRは何をやってもうまくいきません。
「広報マンである前に、いち読者、いち視聴者たれ」をぜひ心がけてみてください。