スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。
プレスリリースを書く。これはけっこう大変です。
私は仕事柄、毎月たくさんのプレスリリースを書きますが、ネタはひとつひとつ違いますし、絶対的な正解はないですから、毎回頭を悩ませます。
- どんなポイントを訴求すべきか?
- どんなタイトルがいいだろう?
- 全体の構成はどうしよう。
- まず書き出しは?
- どの要素を入れるか、省くべきか。
- どんな社会背景をいれるべきか。
- 全体の分量はどれくらいが適切か。
プロの私でも、マスコミ取材される確率の高いリリースを作るのは大変です。
なので、あまりプレスリリースを書いたことがない方や初めて書く方は、なおさらでしょう。
本屋さんにいけば、「プレスリリースの書き方」に関する本はたくさん出ています。
本を一冊読んで理解するにはそれなりの時間がかかります。
実は、わりと簡単に、手間をかけず、一定以上の品質のプレスリリースを短時間で作成する方法があります。
プレスリリース作成の初心者の方にはとくにおすすめです。
それは、
「誰か他の人が書いたプレスリリースをまねして書く」。
つまり、パクリですね。
例えば、あなたが、新たにオープンするクレープ屋さんのプレスリリースを書くとします。
まず、インターネットで「プレスリリース クレープ 新規オープン」と検索してみてください。おそらく過去に配信された、クレープ屋さんのプレスリリースがたくさん出てきます。
その中から良さそうなものや実際に報道されたものを3つを選んで読み比べてみてください。
これらが一種のお手本、サンプルになります。
それらを見れば、「クレープ屋さん新規開店」のプレスリリースには、
- どんな要素を入れるか。
- 書き出しはどんな感じか、
- 訴求ポイントはどこかなど、
おおよそつかめるはずです。
さらに、リリースに出てくるお店が、実際に新聞・雑誌・テレビでどれくらい取り上げられたかを調べます。
結果、多くのマスコミに取り上げられているプレスリリースが品質の高い=模範解答です。
あとはそれを雛形にしながら、自社にあてはめてリリースを書けばOK。
うまい人を見てまねる。これは、スポーツと同じですね。
プレスリリースはゼロから作るのは非常に大変で、手間と時間がかかりますが、雛形があれば以外と簡単にかけるものです。
他人のリリースをまねして何度かリリースを書いているうちに、自然と上達しますよ。
聞けば、なーんだ、という話ですが、あまりやっている人はいないと思います。ぜひ一度お試しください。
結論、プレスリリースの初心者は、正解のプレスリリースを探して、それをパクれ。