スタートアップのためのPR会社ベンチャー広報です。
「うちの会社、テレビに取材されたいんです。ぜひPRをお願いします!」と、
ご依頼いただくことは非常に多く、これまでにたくさんのテレビ取材を実現してきました。
今回は、地方にあるデイサービスがテレビに取材された例をご紹介します。
「うちの製品・サービスは優れていて、評価も得ているのにどうして取材されないんだろう?」
「業界内では有名なのに」
と思った経営者や広報担当者は、ぜひご一読ください。
地方にあるデイサービスがテレビに取材された例をご紹介します。
テレビ取材は難易度が高い
テレビ取材を実現するには、非常に高度なテクニックを要するのですが、内容によって難易度が異なります。
例えば、「世界初」や「日本初」など、希少なもの、非常にユニークな商品サービスであれば比較的にハードルは低くなります。
ですが、「世界初」も「日本初」もそんなにあるわけではありません。
なので、
「優れている商品、サービスではあるけれど、テレビやマスコミに取材されたことがない(もしくは少ない)」
「まだマスコミには認知されていないモノやコト」
これらのテレビ取材を実現していく、というのが弊社で最も多いケースです。
今回、事例として紹介する地方にあるデイサービスの会社がテレビに取材された際は、
放送後に電話が殺到して電話線がパンクし、全国各地から見学が怒涛のように増加しました。
デイサービスが減少し続ける中、この企業は現在も店舗数を増やし続けています。
テレビ露出の近道は急がば回れ! 新聞・WEBメディアで取材獲得を目指す
テレビに出たい場合、まずは新聞やWEBメディアでの掲載を増やすのが近道です。
テレビに取材されたいのに、どうして新聞やWEBメディアの取材を獲得するのか?
これには非常に大きな意味があります。
テレビを制作し、日々取材しているテレビマンは何をもとに取材をしているかというと、
多くが他のメディアで報道されていた内容をもとに、話題性のあるニュースを収集し、厳選して取材する内容を採用しています。
よって、新聞やWEBメディアから報道されているということは、報道の可能性が高まるということになります。
冒頭に紹介したデイサービスの企業に話を戻します。
こちらの企業は、日本全国に数万件あるデイサービスの中でも、非常にサービスの質が高く、
業界紙からの取材が定期的にあり介護業界のなかでは知られた存在ではありました。
実際に私も何度も現地に足を運び、
設備の良さ、利用者の評価の高さ、機能維持もしくは向上に繋がっているというリハビリの質の高さなどを実感しました。
利用者の方にも直接話を伺い、
「デイサービスの日が楽しみで開店前の時間、玄関で開くのを待っているの」
「みんなでおしゃべりしながら開くのを待っている」
「渋滞が起こる」
「歩けないと思っていたけど、歩けるようになった」など、
取材に繋がるようなヒントをたくさん得てきました。
こうして広報活動をスタートし、
いくつかの雑誌やWEBメディアで取材を実現していきました。
テレビディレクターへの情報提供でフィードバックをもらう
並行して、情報番組を制作するディレクターとの面談を重ねます。
このディレクターとの面談ですが、取材の確約をとったり、売り込むわけではなく、
「どうしたらこの企業を取材してもらえるか」を、ちょっとした瞬間を狙って聞いてみるというもの。
このヒアリングでは、
「デイサービスってさあ、日本に何万件もある中で、どうしてこの企業を取材しなくちゃいけないの?」
「質が高い、リピート率が高いって数字もわかったし、納得はできるんだけど、映像でどんなものが撮れるの?よほど変わったコトをしているの?」
「今はデカ盛りとか、行列グルメとかそんなのが数字がいいから、一瞬で見てわかるインパクトがないとテレビは取材できないよ」
などと言われ、第一回目の面談では、弊社の最短契約期間である6か月の活動期間での取材実現はとても難しいように思えました。
が、このフィードバックにはとても大きなヒントが隠されています。
どこだと思いますか?
テレビ制作者が情報収集するメディアとは?
前述のフィードバックをもとに、さらに紙媒体へのメディアプロモートを続けます。
ここで狙いにいったのは、「夕刊紙」です。
夕刊紙とは、夕方の時間に駅や都市のコンビニに置かれる小さな日刊紙で、主な読者は仕事帰りのサラリーマン。
実は、夕刊紙もテレビの製作者がネタ探しに目を通すことも多い媒体です。
夕刊紙の掲載をきっかけにテレビに取り上げられることも非常に多いのです。
この夕刊紙の記者との面談では、「あるキーワ−ド」を用いた報道資料を作成し、情報提供を行いました。
そのキーワードとは、
テレビディレクターからのフィードバックにあった「行列」です。
テレビが取材したくなるヒントは○○
開店前に利用者が列を作って待っている=行列ができている、という部分を訴求した結果、
「行列のできるデイサービス」
という見出しで、介護業界にある問題点、それを解決する非常に良質なデイサービスがあるという内容で記事になりました。
その後、夕刊紙の記事を見た夕方の情報番組のディレクターから連絡が入り、3ヶ月後に特集枠で取り上げられました。
もちろん、特集でも行列ができているデイサービスの日常の様子が放送されています。
グルメ情報に限らず、どんな話題でも『行列』という魔法のキーワードとその事実があり、
かつテレビ以外のメディアが報じることで、結果的にテレビにも報道されるという事例になりました。
いい商品やいいサービスだけど取材されないという場合、
テレビでどうしたら良さが一瞬で伝わるのか?テレビ映えさせるには?という視点を持って、
メディアキャラバンの切り口を考えてみるとよいでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。