スタートアップのためのPR会社 ベンチャー広報です。 女性誌を読んでいると、 「編集長が選ぶ一品」や「美容担当〇〇がオススメ」、「美容ライター〇〇の愛用コスメ」といった企画をよく見かけないでしょうか? もしくは、タレント…

事業の成長を加速させたい中小のベンチャー企業に、経営戦略として “広報PR力” を提供します。
スタートアップのためのPR会社 ベンチャー広報です。 女性誌を読んでいると、 「編集長が選ぶ一品」や「美容担当〇〇がオススメ」、「美容ライター〇〇の愛用コスメ」といった企画をよく見かけないでしょうか? もしくは、タレント…
スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報です。
女性誌を読んでいると、
「編集長が選ぶ一品」や「美容担当〇〇がオススメ」、「美容ライター〇〇の愛用コスメ」といった企画をよく見かけないでしょうか?
もしくは、タレントさんや読者モデルさんが、カバンの中身や愛用品を公開している企画も多いと思います。
なぜこのような企画が多いのか?
それは、美容のプロである編集長や編集者、ライター、ジャーナリストたちが紹介している、というだけで十分信憑性がありますし、何よりも自分たちが良さを実感している商品なので、記事にも説得力が出るからです。
ちなみに、こういった企画で紹介されている商品は、いわゆる“ステマ”とは違い、本当にその人の愛用品が紹介されています。
いわば美容のプロがメディアを通して“口コミ”で広げてくれているということです。
女性誌を攻略していく上では、誌面の特集や企画に入り込むことももちろん重要ですが、それだけではなく、この“口コミ露出”にいかに入っていけるか、もポイントです。
しかし、最初に言っておくと、この“口コミ露出”は通常の企画に入り込むよりもハードルは高いです。
ただその分、反響も大きい上に、その後の報道連鎖も生み出せます。
今回は“口コミ露出”に入り込むために、実施すべきことの一部を書きたいと思います。
“口コミ露出”コーナーは、女性誌の編集者が誰しも持っている企画、ということではありません。
「私のおすすめです!」と名前や、なかには顔出しで紹介している方もいますので、それなりに影響力のある方(編集長や副編集長、複数媒体で活躍している美容ジャーナリスト・ライターなど)が登場している傾向があります。
まずは、どの媒体で誰が口コミ企画を持っているのか、リストアップしてみましょう。
・媒体名
・オススメしている人の名前
・コーナー名(連載なのか、単発企画なのか)
・紹介している商品(簡単にその商品の特長もメモ)
前提として“口コミ露出”を狙うということは、“商品のファンになってもらう”ということです。
ファンになってもらうには、まず相手の好み、悩み、最近気になっていることなど趣味嗜好を知る必要があります。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ですね。
過去の記事を読んで傾向をつかむのもいいですし、キャラバンや取材で面会したときに、雑談から相手の好みを引き出すことも重要です。
まずは相手の好みをきちんと把握すること、ここを怠ったらファンになってもらうことは絶対にできません。
リストアップをしたら、自社の商品を好きになってくれそうな方は誰なのか、だいたいわかってくるはずです。
「この人!」という方が決まったら、直接その方にアプローチをします。
編集部の方だったら編集部に電話をしてキャラバンのアポを取ります。
フリーのライターさんの場合は編集部にはいないことの方が多いので、その場合は所属している編集プロダクションや、もしくは公開されている連絡先(最近ではフェイスブックやブログなどで連絡先を公開しているライターさんも多くなっています)に直接連絡をして、
「弊社でこんな商品を展開しているのですが、ぜひ〇〇さんに一度商品をお試ししてもらいたく、ぜひ紹介させていただけないでしょうか?」
といった感じで、キャラバンのアポを取りましょう。
ただ、最近はなかなか直接面会するのが難しいので、その場合は、キャラバンはオンラインで実施し、キャラバン時までに商品をお送りしておいてください。
キャラバンする際、実際に商品を手元に置いていただきながら紹介をした方が、より実感につながるからです。
「キャラバンのときにお手元でお試しいただけるように先に商品をお送りさせていただきたいのですが、送り先を教えていただけますか?」と聞けば、大抵の方が送付先を教えてくれるはずです。
ちなみに、このキャラバンで重要なのは、商品を試していただくことを目的とすること。
言い換えると、
「〇〇さんのあのコーナーでぜひ紹介してください!」
とは言わないことです。
「口コミ露出=ファンになってもらう」には、一度や二度、商品を試してもらったり、紹介したくらいでは実現しません。
紹介したい商品が例えば2か月分の量のものだとしたら、使いきらないくらいのタイミング(1回目にお渡ししてから1か月半くらい)でフォローの連絡をします。
もし「使ってみたけどあまり合わなかった…」ということでしたら、それはもうしょうがないですから、諦めてほかの方へアプローチをした方がいいですね。
でも「使ってみたら自分に合っていた」とか「こんな効果実感ができた」など、ポジティブなフィードバックをもらえたら、次のステップ【継続的に使ってもらうこと】を目指しましょう。
追加で商品を送り、そのとき併せて季節的なトラブルにどんな効果があるのかや、新しい使い方の提案などを伝えられるといいと思います。
このように、“口コミ露出”を狙うには、繰り返しメディアとコンタクトを取り、コミュニケーションの中でファンになってもらうことになるため、まさにメディアリレーション力が試されることになります。
何度も繰り返し、いろんな切り口から商品を試してもらうことで、「体験」を「実感」にし、「実感」から「ファン」にする、PRにしかできない手法です。
そして一度ファンになってもらえると、そのあとは自然とメディアの方から「次のこの企画で紹介させてもらえませんか?」と声がかかるようになるはずです。
そういったメディアとの強いコネクションが作れ、報道の連鎖まで生み出す“口コミ露出”は、少しハードルは高いですが、ワンランク上のPRパーソンになるためにはやってみる価値ありだと思います。
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