ホームページリニューアルのお知らせと、そこに込めた想い
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ホームページリニューアルのお知らせと、そこに込めた想い

スタートアップのためのPR会社 ベンチャー広報の野澤です。 今年、ベンチャー広報は創業10周年。この大きな節目となる年に、ホームページを大幅にリニューアルしました。 今回のリニューアルは、単なるリニューアルではなく、PR…

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の野澤です。

今年、ベンチャー広報は創業10周年。この大きな節目となる年に、ホームページを大幅にリニューアルしました。

今回のリニューアルは、単なるリニューアルではなく、PR会社としての在り方や姿勢を表現しています。このリニューアルに込めた想いや考えを書きました。
 

情報をオープンにすることの重要性

リニューアルするにあたって重要視したことは、「全ての情報をオープンにすること」です。この背景には、私がいつも訴えかけているPR業界に対する課題意識があります。

私はこれまでブログやSNSでPR業界の体制や在り方について疑問を投げかけてきました。それと同じく、PR会社のホームページについても疑問を感じています。

  • 料金が明示されていない
  • サービス詳細が書かれていない
  • 担当してくれるメンバーがどのような人かわからない

このように、一般的なPR会社のホームページにはこの3点が記載されていないことがほとんどです。これでは発注する判断材料がなく、何を目安に発注すれば良いかが分かりません。クライアント目線に立ったときに不親切だと思います。

今回リニューアルするにあたって、クライアントファーストの考え方で設計し、「料金」「サービス詳細」「コンサルタント」の3点に加えて、必要な情報をできるだけオープンにしました。
 

料金プランの明示

まずは、料金プランをきちんと明記しました。
 

(サービス料金詳細:https://www.v-pr.net/service/#service-price

発注する側からすると、おおよその金額でも良いので相場を知りたいはずです。ところが、PR会社のホームページでは料金を明示していないことがほとんど。もちろん、「まずは問い合わせをしてもらいたい」「依頼内容よって変わってくるため料金は出せない」という気持ちも分かります。

しかしクライアント側からすると、料金プランが分からないと、「どんな金額を提示されるのだろう…」と不安に繋がるはずです。そのため、ベンチャー広報は今回のリニューアルにともない、ホームページのトップページ内に金額を提示しました。これはPR業界では非常にめずらしい取り組みだと思います。
 

サービス詳細と提供フローを明記

次に、私たちが提供する主なサービス内容はもちろん、契約後の具体的なフローも明確に記載しました。
 

(契約後の流れ:https://www.v-pr.net/service/#service-flow

1ヶ月目は企画段階として、クライアントへのヒヤリングや調査分析、PR戦略の策定などを行い、2ヶ月目以降には実行段階として、メディアプロモートや取材対応などを行うことを記載しています。

具体的なサービス内容がわかれば、受けたいサービスかどうか判断できますし、フローがわかれば、契約後にどのような流れでPR施策を実施していくのかもわかります。
詳細な情報を提供することで、ベンチャー広報のPR施策をよりイメージしてもらいやすくしました。
 

サービス提供するコンサルタントの紹介

そして、コンサルタント紹介ページを作成し、各コンサルタントのプロフィールも開示しました。
 

(コンサルタント紹介:https://www.v-pr.net/consultants/

通常PR会社のホームページではスタッフのプロフィールは記載されていませんが、私はスタッフの情報こそ重要だと思っています。なぜなら、発注先は会社であっても、サービスを提供するのは「人」だからです。例えば、自社がAI事業を展開しているのであれば、AI領域を得意とする実績のあるスタッフに仕事を依頼したくありませんか?

過去の経歴や実績は、大きな判断材料になります。安心して発注していただくために、各PRコンサルタントの過去の経歴や実績、得意領域などを紹介しています。

ベンチャー広報は、「この人にコンサルティングを依頼したい!」そんなお申し込みも大歓迎です。

また、クライアント視点からは少し外れますが、リクルートページも意識して変えたポイントです。
 

(採用情報:https://www.v-pr.net/recruit/

肩書きやポジション、それに応じる業務や年収も明示しました。これは求職者が応募する際に絶対に知りたい情報であり、その後のキャリアを描く上でも大事な情報です。

採用のミスマッチをできるだけ減らせるように、そして、ベンチャー広報が自身の思い描くキャリアにマッチするかどうかを判断していただけるようにしました。

資料請求や問い合わせ不要のホームページに

以上3つの情報を開示することで、資料請求や問い合わせをしなくても発注ができるホームページを目指しました。

さらにFAQも充実させ、疑問点もホームページ内で解決できるようにしています。伝えたい内容を全て詰め込んでいるので、資料請求をして頂いても、これ以上に提供できる情報はほとんどなく、資料の方が薄いくらいです(笑)。
 

(FAQ:https://www.v-pr.net/faq/
 

無駄を省いて、PRに取り組むハードルを下げたい

PR会社に限った話ではありませんが、一般的には、サービス提供されるまでに長い道のりがあります。問い合わせまたは資料請求からはじまり、まずは面談。後日、料金やサービスの提案があり、相見積やコンペを経て契約。契約締結後に、やっとサービス開始です。この一連の流れは、サービス提供会社にとってもクライアントにとっても、非常に無駄が多いと感じます。

今回のリニューアルで、この複雑で時間のかかるフローを省き、スムーズなサービス提供ができるように設計していますので、極端な話、メールで申し込みいただければすぐにでもサービス提供が可能です。

実は、このような設計をしたのには、PR施策のサービス特性も関係しています。

そもそもPRというのは、不確実性が高い施策です。やってみないとわからない分野だからこそ、まずは取り組んでみてほしいという想いがあります。PRの取り組みをする過程で、どうやったら上手くいくのか、どう取り組んでいくべきなのか、そして会社や担当者との相性なども次第にわかってきます。だからまずは、PR施策に挑戦してもらいたいのです。

そして、取り組んでみた時に、「上手くいかない」「相性が悪い」となれば、すぐに辞められるのも大切なポイントだと思っています。実はこの点においても、ベンチャー広報は新たな取り組みをはじめました。

この話は、次回またご紹介します。

サービス資料のダウンロード

私たちが提供するサービスの紹介資料です。

記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

野澤 直人
記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

野澤 直人