フリーランスと会社員のいいとこ取りができる働き方ってどういうこと?
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フリーランスと会社員のいいとこ取りができる働き方ってどういうこと?

PR会社 ベンチャー広報の野澤です。 ベンチャー広報の働き方は、一言でいえば「フリーランスと会社員のいいとこ取り」です。 ただ、そういわれても漠然とし過ぎてよく分からないですよね。 そこで、フリーランスと会社員それぞれの…

PR会社 ベンチャー広報の野澤です。

ベンチャー広報の働き方は、一言でいえば「フリーランスと会社員のいいとこ取り」です。
ただ、そういわれても漠然とし過ぎてよく分からないですよね。
そこで、フリーランスと会社員それぞれの働き方について掘り下げてみたいと思います。

フリーランスのいいところしんどいところ

企業に所属しないフリーランス。その働き方のメリットとデメリットには、主に次のようなものがあります。

<いいところ>

  • 働く時間、場所の自由度が高い
  • 基本的には業務量と収入が連動する
  • 一緒に働きたくない人と無理に働かなくて済む
  • 契約したアウトプットさえ出せれば、それ以上の管理はされない

<しんどいところ>

  • いつ仕事が途切れるかわからない恐怖と常に隣り合わせ
  • 社会保障の蚊帳の外
  • 自分がダウンしたときに代わりがいない
  • 有休、産休、育休など、会社員にとって当たり前の制度がない
  • 会計や経理などの事務作業も自分でやる必要がある

自由がある反面、常に責任が伴うんですね。

会社員のいいところしんどいところ

では、企業に勤める会社員のメリットとデメリットはどんな感じでしょうか?
<いいところ>

  • 収入が安定している
  • 基本的に分業制なので、自分の仕事に集中できる
  • 社会保障完備
  • (会社によるけど)休みやすい

<しんどいところ>

  • 働く時間や場所が決まっている
  • 会議や資料作成など、無駄な作業が発生しがち

フリーランスに比べて安定性はありますが、さまざまなしがらみがつきまとってしまいます。

ベンチャー広報の働き方

ベンチャー企業の働き方がなぜ「両者のいいとこ取り」かというと、フリーランスの自由さと、会社員の安定性を両立しているから。

スタッフは全員社員としてベンチャー広報に属しているので、有休や社会保障などの制度も整っています。
営業は社長である私が担っているので、フリーランスのように自ら売り込みをしなくても新規案件が供給されます。

しかも、基本的には、1つのクライアントに2名の担当者をつけるチーム制(メイン担当1名、情報を共有するバディが1名)なので、もしもの時にはフォローし合えます。

その一方で、出社時間や退社時間を縛らない自由な勤務体制をとっていて、リモートワークもOKだから、業務時間を柔軟にコントロールできます。

「今日は午前保育だから早めに帰宅しなきゃ」
「日中に子どもの参観があるから、出社しないで自宅で仕事をしよう」
なんてことも可能です。

日報がないので1日の業務をわざわざ報告する必要もないし、
社内でミーティングの類は、月に1回30分の全体会議と、隔週でチームないし個人のレビューがあるだけ。
現在は週休3日を目指しているほどで、会社員にありがちな拘束感は皆無です。

自由な働き方を支える評価制度

自由な働き方を実現するためには、評価制度も重要です。
シンプルな評価制度で無ければ数字管理・評価の手間が増えますし、場合によっては業務量も必要以上に増えてしまうからです。

ベンチャー広報では評価指標はとして「契約更新率」を重視しています。

「契約更新率」とは、文字通り「クライアントから契約を更新してもらえたか」の割合です。
ベンチャー広報は、6ヵ月契約が基本であり、クライアントごとに主担当が決まっています。
1人の社員が担当するクライアント数は1社ではないので、
契約を更新してくれるクライアントが多いほど、
また、更新が長期になるほど、その担当社員の契約更新率は上がります。

契約更新率はそのままクライアントの満足度を表しますから、
クライアントへの価値提供が個人の評価に直結することになります。

逆に、新規売上などの数字は負わせません。
社員にはクライアントの満足度向上だけに専念してほしいからです。

もちろん労働量・時間も見ません。
長く働けばクライアントが満足するわけではないからです。
むしろ、短い労働時間でクライアントの満足度を上げているスタッフを高く評価します。

このように、
評価をシンプルに、そして企業の目的に直結するように設定することで、
自由な働き方をしても目的を果たせますし、必要以上に働き方を制限する必要もなくなります。

こんな働き方に魅力を感じるPRパーソンは、ぜひうちに来てください(笑)

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

野澤 直人
記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

野澤 直人