根岸さんインタビュー

根岸 由紀 氏

ビジネス誌やWebメディア、掲載のきっかけは「ゼロイチ広報」

会社の新サービス開始にあたり、広報担当に抜てきされた株式会社プラグの根岸由紀さん。1人広報として、日々活動に奔走されています。入会時は、広報に関してほぼ初心者だったと語る根岸さん。そこから複数メディアへの掲載を獲得するなど、「ゼロイチ広報」での学びの効果を実感していると語ります。

「Yahoo!トピックス」に掲載、認知度の高まりを実感

弊社は、パッケージデザインやマーケティング・リサーチを行う会社です。広報担当は私1人です。経営企画室にいるので、広報以外の業務も担当しています。多忙な毎日ですが、おかげさまで取材も増え、広報の効果を感じてきているところです。

2021年には、弊社サービスの記事がヤフトピになり、新規のお客様やお問い合わせが一気に増えました。また、情報番組に社長が出演した際には、社員のご家族から「あなたの会社が出ていたね」とご連絡をいただくなど、認知度の高まりを実感しています。

複数メディアへの掲載は、社内外を問わず大きな影響力がありました。社員のモチベーションアップにもつながりますし、社内での広報活動もスムーズに進めやすくなりました。広報への期待値も高まってきています。

とにかく広報について学びたかった

弊社にはこれまで広報担当がいませんでした。私が担当になってから、始めは本やインターネットの情報をもとに、手探りで活動していました。しかし、1人広報だったこともあり、迷ったときに相談する相手もおらず、他社の担当者がどのように広報を行っているかもわからない状態でした。

「ゼロイチ広報」を知ったのは、野澤さんの著書がきっかけです。「小さな会社の逆襲の広報PR術」という題名の通り、中小企業がやるべき具体的なPR方法が詳しく書かれており、とても参考になりました。セミナーに参加し、そこでも、広報の具体的な動きなどを勉強させていただきました。

「ゼロイチ広報」入会にあたって、気になったことや悩んだことは特にありません。1万円で具体的な広報の知識が得られるのであれば、ぜひ入会してみようと思いました。

1万円というのは、人によっては負荷が高いと思われるかもしれません。しかし、オフラインのセミナーだったら、数回の参加でそれくらいの金額はかかりますよね。今はオンラインの無料セミナーもいろいろあるので、1万円の価値も少し変わってきているのかもしれませんが、オフラインが主流だった当時は、破格のお値段でした。

入会時は、金銭面などの心配よりも、個別コンサルが受けられるとか、具体的な広報活動のやり方が学べるなど、メリットの方に意識が向いていました。とにかく勉強したいと思い入会しました。

「個別コンサル」は新たな学びの連続

入会した当時は、広報担当になって、まだ1年も経っていないころでした。広報についてはほぼ初心者でした。入会前の広報活動は、各メディアに向けて、本を参考にお手紙を書いて送っていました。メディアリストもなく、広報のスタイルもまだ確立していませんでした。

「ゼロイチ広報」で特に活用させていただいているのは、月に1度、30分の「個別コンサル」です。プレスリリースの内容や送付のタイミング、メディア選定などのアドバイスをいただいています。コンサルの中では、弊社の価値や強みを発見していただくなど、新たな学びもあります。自分たちでは当たり前と感じていたことでも、「これは魅力だ」と言っていただくなど、弊社の強みを再認識するきっかけにもなっています。客観的な視点でアドバイスをいただけるのはとても大きいです。

少人数の勉強会では、すぐにはお会いできないような編集長の方々にプレゼンする機会をいただくこともありました。それがきっかけで、大手のビジネス誌やWebメディアに掲載していただいたこともあります。

また、入会したころは、ちょうどコロナが発生した時期でした。記者に会う機会がなくなるなど、広報活動が制限されていた時期です。どのようにアプローチしていけばいいのかわからず、とまどうことも多くありました。その時期に、具体的なアプローチの方法を教えていただけたことも、とてもありがたいことでした。

今日から活かせる、情報の宝庫

根岸 由紀 氏ベンチャー企業や中小企業の広報は、お1人で担当されている方がほとんどだと思います。1人だと、不安なこともありますし、できることにも限界があると思います。なかなか経験を積めず、成長が実感できない場面もあるのではないでしょうか。

「ゼロイチ広報」に入会してよかったことは、広報のヒントがもらえることと、横のつながりができることです。勉強会に出席して他の方の話を聞くと、このやり方は弊社の広報活動にも応用できる、など、活動のヒントをいただけます。アーカイブもアップしてくださるので、業務で参加できない時も安心です。常に新しい情報をキャッチアップし、広報活動に活かしています。

会員同士の情報交換ができる「Slack」も、とても価値のある場です。他の会員さんの投稿を見ることで、「そういう打ち手もあるんだ」と参考になることも多いです。

横のつながりで言えば、同業種の方と一緒に企画を提案したこともありました。「こういう提案をしてみませんか?」と声を掛け合って、そこからまた新しい発見やつながりを作ることができました。

個別コンサルや勉強会、セミナーに参加できることは、多くの学びがあります。明日からといわず、今日から活かせるヒントがたくさん見つかります。メディアの方、PR会社、他社の広報の方など、多方面から学べる「ゼロイチ広報」は、活きた情報の宝庫だと感じています。

これまでのメディア掲載は、「ゼロイチ広報」をきっかけにいただいたご縁も多数あります。ビジネス誌や報道番組など、今後も継続的に露出していきたいと思っています。これからも、さらに弊社やサービスの魅力を多くの方にお伝えして、認知の向上や、信頼関係を築いていきたいです。

株式会社プラグ
根岸 由紀 氏