広報PRにおける従来の危機管理は、謝罪会見の適切な運営やネガティブ報道の抑制が主な役割でした。しかし、経営者自らがSNSなどを通じて情報発信する時代になったこともあり、これまでの広報セオリーが通用しなくなっています。チャンネル登録者数100万人超のYouTuberによる炎上事例から、これからのあるべき広報活動を考察します。
大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。