広報担当者にとって不可欠な3つの能力とは

広報担当者にとって不可欠な3つの能力とは

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

学生の方や広報PR未経験者の社会人の方から、

  • 「広報の仕事をやってみたいのですが、どんな能力が必要ですか?」
  • 「私は広報PRの仕事に向いているでしょうか?」

といったご相談を受けることがあります。

今回は広報担当者に必要なスキルについてご案内したいと思います。経営者が「社内の誰に広報を担当させるべきか」という判断基準… 広報の仕事をしている方であればご自身のスキルを再確認するための参考として頂ければ幸いです。

実は、広報PRの業務というのは、方向性が異なる多様な能力が要求される難しい仕事です。大きく分けて、次の3つの能力が求められます。

  • 戦略立案能力
  • 文章作成能力
  • コミュニケーション能力

それぞれについて詳しくみてみましょう。

戦略立案能力

PRテーマや切り口をどのように設定し、どの媒体に情報提供すれば、マスコミに取材してもらえるのか、、、広報担当者にとって、PR戦略の立案能力は不可欠です。また、世の中にどんな媒体があり、それぞれどんな特性をもっているのか、さらには、マスコミ関係者の思考回路や行動特性について等、戦略を立てるためには、メディアに関する豊富な知見が必要となります。

文章作成能力

広報担当者は、わかりやすく且つインパクトのあるプレスリリースを短時間で書けなくてはなりません。また、PR会社で広報の仕事をする場合、クライアントに対する業務報告書や新規で顧客を獲得するための企画書を作成する必要がありますので、高いレベルでの書類作成能力が求められます。

コミュニケーション能力

よく練られたPR戦略、ユニークなPRの切り口、完成度の高いプレスリリース、これらがあっても、それが適切にマスコミ関係者に伝わらなければ、報道を実現することはできません。

広報担当者は、マスコミ関係者と電話や対面でコミュニケーションをとり、相手を説得し、取材にこぎ着けるのが仕事です。時には、面識のない相手に電話をして、自社の情報を売り込むといった、飛び込み営業のようなこともしなくてはなりません。これらを実行するには、かなりレベルの高いコミュニケーション能力とフットワークの軽さが必要です。

実は、頭を使うコンサルタント職/企画職と、手を動かす事務職/ライターと、足を動かす営業職の、三役をひとりでこなせないと、広報の仕事はつとまらないのです。なかなか難しい仕事ですが、それだけにやりがいも仕事なのです。

今一度ご自身を見つめ直し、不十分な部分があれば、あらためてスキルアップをはかってみてはいかがでしょうか。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

野澤 直人
記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

野澤 直人